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  • 景涼 宮﨑

新型LOOK KEO BLADEインプレッション

こんにちは!

さて、先日発表になったLOOK新型KEO BLADE!早速入荷しましたので、

使用してみました。私が使用したのは「KEO BLADE Ceramic Ti」

セラミックベアリングにチタンシャフト仕様の最上級モデル片側95gの超軽量ペダルです。

事前情報としては

・エアロフォルム

・ボディの強度200%アップ↑

・60%のクリップイン&アウトの行いやすさ向上


この3点が変更点とのことでした。では実際どうだったかを書かせていただきます!


その前に、私は2世代前のKEO BLADEから使用しており、シマノデュラエースも使用しています。ペダルって意外に最初の自転車についていたペダルメーカーでそのままグレードアップしていく方が多いようで、よほどの理由がない限り他のペダルメーカーへ変更する人は少ないので、意外に良い点、悪い点含めて他社比較される機会も少なく、ペダルとはこういうものだと思い込んでる方が多いようです。


そこで、今回はタイプの似ているLOOKとシマノを比較してお話しさせてもらいます。



2世代前のKEO BLADE


まず2世代前のKEO BLADEは踏み面が完全にフラットで一見広い踏み面で良さそうに見えるのですが、LOOKのクリート中心にあるゴムが支点となり若干左右へのグラつきがありました。これが自分には気になってしかたなかった。シマノのペダルにはない弱点だったと感じていました。また踏み込んだ時に面で踏むというよりは点で踏む感覚が強く、よく言えばシャフトを捉えたペダリングができたので、一長一短といった感じでした。



今までのフラッグシップであったKEO BLADE

次に今までのフラッグシップであったKEO BLADEはペダルの踏み面の左右が若干出っ張っており上記で書いたようなクリートのゴム部分を軸にグラつくといった弱点は解消されていました。そしてシャフトやベアリングのグレードが選べることも前作同様シマノにはないメリットでした。踏み込んだ感覚はシャフトで捉えるような感覚よりは広い面で踏んでる感覚が強くなった印象。ただ、クリップイン&アウトに関しては特にペダルから外す際にクリートが引っかかる感覚があり、少しクセがあるというかストレスを感じる場面も若干あったのが事実です。



シマノデュラエース

ではシマノデュラエースはどうかと言いますと、

やはりLOOKのペダル機構のパテントを使用しながら研究開発しただけあり、

完成度はとても高く、ペダルの硬さ調整もできますし、クリップイン&アウトもとてもスムーズで剛性感も抜群でした。強いて言うならばペダルの裏側が抜けているので空力的には優れていないかな、と言うくらいで、あとはちょっと色気がないくらいでしょうか、

重量もKEO BLADEのクロモリシャフト仕様と同様の116gなので、正直なところLOOKのバイクに乗っているならLOOKペダルがいいけど、そうでなければシマノの方が使い勝手がいいかな、、と感じで、レース機材で使用するならシマノデュラエースでした。



新型KEO BLADE

では今回の新型KEO BLADEはどうかというと、

忖度なしにシマノデュラエースを超えてきました。

まず、最初に感じたのは踏み込んだ時の踏める感覚!シマノも高い剛性によりシューズ全体で面で踏んでいるような感覚がありましたが、それ以上に面で広く踏み込める感覚があります。もちろんグラつきもありません。これがブレードの硬さ(チタンシャフトは16)からくるものなのかは定かではありませんが、とにかく抜群の剛性感でヨレる感覚もなく、

シューズにシャフトがくっついているんじゃないか?と言うくらいの一体感があります。

クリップイン&アウトに関しても引っ掛かり感もなく、ストレスはありません。

さらにチタンシャフト仕様なら95gと超軽量!そしてエアロフォルムで空力も良いはず!となればこれからは純粋に良い機材として新型KEO BLADEを選ぶことになると思います。


ペダルだけでここまで踏み心地が変わるとなると、たかがペダルなどと言って侮れません!

人の力をバイクに繋ぐ為の唯一のパーツですからね!1時間に一体何回踏み込むのか、、、そう考えるととても重要なパーツですね。ペダルを変えるだけでバイクの走りは変わりますよ!!新型KEO BLADEめっちゃおすすめです!!


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