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景涼 宮﨑

スポーツバイクの宿敵 おしり痛い(泣)



みなさんこんにちは

さて今回は自転車乗りの永遠のテーマである「おしりの痛み」です。

初めてスポーツバイクに乗った時の

「何これ!?ふわふわ部分全然無いじゃんか!?」

ってやつは、おそらく全てのスポーツバイク乗りが体験してきた事だと思います。

そして、まだ乗ったことのない人はあんな小さくて固そうなの乗ったら

絶対痛いよ〜って思ってるでしょう?


正解です!いや、半分正解と言いましょう。


あのサドルは自分の目的やおしりの形、

自転車の漕ぎ方に合っていないとめっちゃ痛いです。

でも、合っていれば実は痛くないのです。


これは最初にも言いましたが、

自転車乗りにとっての永遠のテーマでトッププロでさえ、

自分に合うサドルに巡り合うまで数えきれない程のサドルを試してきているのです。

まさにサドル沼。。


今ではサドルの形状がある程度分類化されていて

選ぶ目安にはなりますが、結局最後は使ってみないとわからないというのが本音です。

ただ知っていると自分の好きな系統がわかるので

知っていた方が断然巡り会える可能性はアップします!


各メーカーサドルの形状を分類して記号や数字で表記したりもしていますが、

大きく分けると5つ


①横から見て反っているか?フラットか?

横から見てサドルが反った形状は座る部分が1箇所に絞られます。腰が安定しやすい反面、座る位置をずらして乗ることは難しいです。

逆にフラットな形状のサドルは安定はしにくいですが、

色々な場所に座れるのでシチュエーションによって座る位置を変えられる事ができます。


②後ろから見て丸いか、フラットか

後ろから見て丸みを帯びた形状か比較的平らかという違いで

これは完全に選手の好みになりますので、今使ってるサドルがどちらの形状か?

そしてそれが合ってるのか?痛みがあるのか?など見てみてください。


③ベースの硬さでしなるか、しならないか

サドルの柔らかさは2タイプあり、ベース自体がしなってくれるタイプと

ベースの上のクッションが柔らかいかです。

クッション性がなくてもベース自体がしなってくれると

意外に痛みもなく乗れる場合もあります。ただ、ベースがしなることで

漕ぎづらいという方もいますので、これも好みになります。


④クッションは多めか、少なめか

上記のベースの硬さと一緒に考える必要がある部分で

ベースがしなってるのか?クッションなのかをよく見てみてください。




⑤サドルの幅はどれくらいか

これはかなり専門的になってくるのですが、

骨盤の広さやペダリングによって後ろの方の幅と

前の部分の幅に好みが出てきます。

ちなみに自分は前後ともに細めが好みで、

理由としては前が細めだと内腿が当たりにくく、

後ろは広いと踏み下ろした際に骨が当たって痛いんです。

ただ、細すぎると今度は安定しなかったりするので、

やはりこれも自分の骨盤の幅によって変わってきます。



ちなみに今私が使っているサドルは

フィジークのANTARES VERSUS EVO R3 ADAPTIVEというモデル!


サドルのクッション部分が3Dプリンタで作成されていて衝撃吸収性や振動減衰性に優れ

サドル座面の部分部分で最適なクッション性を実現し、

最も圧力がかかる個所の圧力低下を実現!

従来のフォームサドルと比較すると約60%もの圧力低減に成功したというもので、

実際に使ってみると柔らかい感じはあるんだけど、決してフワフワして力が

逃げるといったこともなく、まさに適材適所なクッション性って感じです。

とまあ、色々書いてはみましたが、

最初にも書きましたがサドル選びは「沼」ですので

上記のような事をサドルを選びの参考にしていただければと思います。


それでは、今日も良い自転車ライフを!!

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